5G関連銘柄まとめ

5Gは「5th Generation」の略。第4世代携帯電話(4G)もしくは4G LTE/LTE-Advancedの上位で高速化される次世代の移動体通信方式である第5世代移動通信システムを指す。

移動体通信はおよそ10年ごとに新しいシステムが誕生しており、5Gは2010年頃から普及し始めた4G「LTE」の後継として研究開発が始まった。5Gの通信速度は毎秒10ギガ(ギガは10億)ビット超とLTEの1000倍の容量を持ち、無線区間の低遅延化や、センサーネットワークなどにおける多数同時接続が可能となる。

低遅延化や多数同時接続という特徴は自動運転やIoTを実現する上で必須の技術であり、この点から5Gには、単なる次世代通信規格という投資テーマの枠を超えた注目が集まっている。

1417(東1)ミライトHD
1721(東1) コムシスHD
1951(東1)協エクシオ
3776(JQ)BBタワー
3842(JG)ネクスジェン
3852(東1)サイバーコム
3914(東M)JIGSAW
3987(東M)エコモット
4719(東1)アルファ
4739(東1)伊藤忠テクノ

4748(JQ)構造計画
4755(東1) 楽天
5801(東1)古河電
5802(東1)住友電
5803(東1)フジクラ
6501(東1)日立
6701(東1)NEC
6702(東1)富士通
6706(東1)電気興
6754(東1)アンリツ 

6777(JQ)santec
6778(東2)アルチザ
6800(東1)ヨコオ
6890(JQ)フェローテク
6902(東1)デンソー
6904(東1)原田工業
6944(JQ)アイレックス
7203(東1)トヨタ
7518(東1)ネットワン
7587(東2)PALTEK

8226(東2)理経
9432(東1)NTT
9433(東1)KDDI
9434(東1)SB
9437(東1)NTTドコモ
9702(東1)アイエスビー
9984(東1)SBG

 

引用元

株探:https://s.kabutan.jp

 

 

コラテジェンについてまとめ

2月21日、アンジェスがかねてより研究開発していた遺伝子治療薬「コラテジェン」が厚生労働省の専門家会議で条件および期限つきの製造販売承認を得たと発表。日経新聞一面にも取り上げられるニュースとなり、株価が大幅に上昇した。

そこで、このコラテジェンとはどういった治療薬なのか少しまとめてみた。

[どういった薬なのか?]

アンジェスが出している資料によると、コラテジェンとは製品名であり、「HGF 遺伝子治療薬」と言うらしい。

「HGF 遺伝子治療薬」とは「HGF を産生する遺伝子を虚血部位に投与することで、局所に HGF タンパク質を発現させ、血管新生を促して虚血状態の改善を図る遺伝子治療薬」とのこと。

HGFとは、肝細胞増殖因子(Hepatocyte Growth Factor:HGF)の略で、肝細胞から発見された増殖因子。

血管新生作用を有する他、発生過程における器官形成や傷害に伴う組織・器官の再生において重要な役割を担うもの。

肝炎や肝障害時に血中HGFレベルは増加し,肝再生の終結とともにHGF活性が低下することから,HGFは肝再生因子と、かねてより考えられていた。

[治療対象の疾患]

動脈硬化等によって血管内腔が狭くなり血流が悪くなる末梢性血管疾患(閉塞性動脈硬化症、バージャ ー病)及び虚血性心疾患が治療対象。

注)末梢性血管疾患(peripheral arterial disease)とは、 四肢の末梢血管が閉塞することにより、筋肉や皮膚組織が虚血状態に陥る疾患。閉塞性動脈硬化症やバージャー病等がある。閉塞性動脈硬化症は重症化すると「重症虚血肢」と呼ばれ、何らかの治療を行わなければ、肢切断を余技なくされることもある最も重篤な病態。

注)虚血性心疾患(ischemic heart disease) とは、心臓を養う動脈(冠動脈)がある程度狭窄すると、労作時に十分な血液が流れず、胸苦しさとか胸痛などの症状を示す狭心症や、冠動脈が完全閉塞し、心筋組織が虚血状態になる心筋梗塞など

[名前の由来]

血管新生により側副血行路(”collateral vessels”)を形成し、虚血状態の改善を図る遺伝子治療薬(”gene medicine”)という意味から由来

[まとめ]

どうやらコラテジェンはHGFというものを作ってくれる遺伝子を体に投与して、新しい血管を形成したり新たに体の組織や器官を再生させるための治療薬のようだ。

従来の薬物とは異なる新しい作用機序を有する薬剤であり、従来の薬物療法で効果が不十分な患者、手術の施行が困難な患者等に効果が期待されている。

1953年のDNAの二重らせん構造の発見から50周年となる2003年にヒトゲノム解析が完了。解析結果を基に、遺伝子治療薬がこれからどんどん誕生していく。今後も様々な遺伝子治療薬が製品として出てくることにより、今まで治療が困難で、治すことが難しかった病も治る未来がやってくるのだろう。

22日の海外市況まとめ

 

 NYダウ

26,031.81 +181.18 (▲0.70%)

NASDAQ

7,527.55 +67.84 (▲0.91%)

S&P500

2,792.67 +17.79 (▲0.64%)

 

 22日の米株式相場は反発した。ダウ工業株30種平均は前日比181ドル18セント(0.7%)高の2万6031ドル81セントと昨年11月8日以来、約3カ月半ぶりに2万6000ドル台を回復。

米中の貿易交渉が進展し、合意する可能性が高まったのを好感した買いが入った。 米中の貿易協議では米中首脳が3月中に会談し、最終合意を目指すことが明らかになった。

トランプ米大統領が「3月1日の交渉期限を延長する用意がある」、「合意に至る可能性が高い」と述べたことも伝わった。人民元相場の安定について米中が合意したとも報じられた。 貿易摩擦の緩和に向けた米中の歩み寄りが進んでいるとの見方が買い安心感につながった。

中国事業の比率の高い航空機のボーイングなど一部資本財や、主要ハイテク株など幅広い銘柄に買いが広がった。

米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表が「合意にはまだ2~3の大きな障害がある」と述べたと伝わった。

主な株価指数は9週連続で上昇し、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数心理的な節目となっている2800台回復を目前にしている。週末を控えていたこともあり、利益確定売りも出やすかった。 米連邦準備理事会(FRB)が半期に1度米議会に提出する金融政策報告書を公表した。報告書では「金融市場の変動や世界経済への懸念を映して昨秋以降、消費や企業の一部景況感指標が弱まった」との認識を示した。パウエル議長は報告書の提出と併せて26~27日に上下両院で議会証言する。 

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同67.837ポイント(0.9%)高の7527.545と昨年11月上旬以来の高値で終えた。ネットフリックスやフェイスブックアマゾン・ドット・コム、アルファベットといった主力株が軒並み上げた。

 
 

IPO(新規公開株) リックソフト(4429)

ソフトウエア製品のライセンス販売および導入支援を行っている。


ツール(パソコン上で利用するソフトウエア)の激しい開発競争時代に対応する手法として、俊敏な開発を可能とするアジャイル開発(開発時間を大幅に短縮)が生まれ、さらに開発対象のライフサイクル全体の最適化を目指したDevOpsという考え方に進化している。このアジャイル開発やDevOpsという考え方を推進し、多くの企業で利用されて急成長しているツール提供ベンダーに豪州のAtlassian Pty LTD社(以下、アトラシアン社)がある。

リックソフトで最も販売実績があるのはアトラシアン社のソフトウエア。アトラシアン社の日本参入初期から同社とともに日本の顧客に製品を提供して成長を続けてきた。

アトラシアン社の製品は主にソフトウエア開発の工程管理や課題管理として使用される。またその製品の特徴の一つである操作性の良さから、その用途はソフトウエア開発にとどまらず、一般のプロジェクト管理のために導入されるなど用途の広がりを見せている。

単純にソフトウエアをライセンス提供するだけでなく、顧客にソフトウエアをカスタマイズしたいという要望があればSI(システムインテグレーション=システムの開発)、利用環境を自社で管理できないという課題があればクラウド、ユーザー向けの研修など顧客が最適な環境でビジネスに取り組めるサービスを提供している。現在は、アトラシアン社の海外を含めた全パートナーの中でも上位の存在となっている。

アトラシアン社製品以外にはAlfresco社、Tableau社が開発するソフトウエア、自社開発のソフトウエアを販売している。

事業の主軸はライセンス&SIサービス業務。SIは売り上げをあげるために毎回作業が発生するが、ソフトウエアライセンスの売り上げは顧客が購入する製品の種類と利用ユーザー数によって決定され、初回購入時だけでなく、2年目以降はライセンス更新料として毎年初年度の50%の料金が発生する。製品の解約率も低いため年々更新料を支払う顧客は増えていき、ストック型の売り上げとなる。

アトラシアン社製品のライセンスを中心に売上高は順調に伸びており、2019年2月期は売上高22億8,700万円(前期比32%増)、経常利益2億8,400万円(同2.2倍)の見通し。

概 要
事業内容 Atlassian Pty Ltd.が開発するプロジェクト管理用ツールをはじめとしたソフトウエア製品のライセンス販売および導入支援
本社 東京都千代田区大手町2―1―1 大手町野村ビル8階
代表者 大貫浩
設立 2005年1月
上場前資本金 9,505万円
発行済株式数 2,063,900株(上場時)
筆頭株主 HS(上場前45.93%)
公募株式数 76,900株
売出株式数 179,100株(このほかオーバーアロットメントで38,400株)
初値  
ブックビル仮条件 3,840円~4,000円(2月7日)
ブックビル期間 2月8~15日
公開価格 4,000円(2月18日)
引受証券 大和(主幹事)、SMBC日興、SBI、岡三、いちよし、水戸
業績推移
  売上高 経常利益 1株利益 配当
2017/2 764百万円 84百万円 30.43円 ―円
2018/2 1,728百万円 129百万円 46.88円 ―円
2019/2(予想) 2,287百万円 284百万円 93.71円 ―円

 

引用元:日本証券新聞

(7049)識学は午後も買気配 今日の気配値上限は4140円

公募・売り出し価格(公開価格、1800円)

午後の気配値 3150円 +75%

気配値の上限は4140円 + 更新値幅(70円)を加えた4210円までで売買が成立しない場合、翌日以降に持ち越し

(6754)アンリツが反発 米キーサイトの業績好調、5G関連で連想買い

アンリツ 2226円 +84円 +3.9%

<材料>

電気計測機器の米キーサイト・テクノロジーズ(@KEYS/U)が21日発表した四半期決算が市場予想を上回り、同日の米株式市場の時間外取引で株価が上昇したことがきっかけ。米同業の好業績を受け、次世代の高速通信規格「5G」向けで需要が伸びていると連想した買いが入った。

キーサイトの2018年11~19年1月期決算では1株利益が0.93ドルと、QUICK・ファクトセットの市場予想(0.80ドル)を上回った。5Gの研究開発に向けた需要が旺盛で、19年2~4月期の1株利益見通しも市場予想を超えた。

米政権が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)製品を排除する方針を示したことで5G市場でも需要が落ち込む「ファーウェイショック」への警戒が広がりつつあった。だが、SMBC日興証券の吉積和孝アナリストは22日付のリポートで「キーサイトの決算からも5G市場の活況にトレンド変化はなく、ファーウェイショックによる心配はなさそうだ」と指摘した。