海外市況まとめ

NYダウ 2万5851ドル31セント(-103ドル13セント)

NASDAQ 7,459.71 H:7,485.75 L:7,430.89 ▼0.39% -29.36

S&P500 2,774.88 H:2,781.58 L:2,764.55 ▼0.35% -9.82

VIX(恐怖)指数 14.46 H:15.17 L:13.85 ▲3.14% +0.44

米国債10年債利回り 2.6937 ▲1.65 +0.0437

ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落、前日比103ドル13セント安の2万5851ドル31セント(速報値)で終えた。2月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が2016年5月以来で初めてマイナス圏に落ち込み、昨年12月の耐久財受注額は市場予想ほど増えなかった。ユーロ圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)も好不況の境目となる50を下回った。世界経済の減速懸念が強まり、ユナイテッド・テクノロジーズやダウ・デュポンなど景気敏感株に売りが優勢となった。

WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)でこの日から期近となった4月物は前日比0.20ドル安の1バレル56.96ドルで終えた。

ニューヨーク金先物相場は4営業日ぶりに反落。4月物は前日比20.1ドル安の1トロイオンス1327.8ドルで取引を終えた

FTSE100種総合株価指数は反落。前日の終値に比べ61.23ポイント安の7167.39で引けた。構成銘柄の約7割が下落した。銀行と資源株の値下がりが株価指数の下落に大きく影響した。

2月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数がマイナス4.1と市場予想(プラス14.0)を大幅に下回り、2016年5月以来初めてマイナス圏に落ち込んだ。

耐久財受注額(季節調整済み、半導体を除く)は前月から1.2%増加。2カ月連続の増加だが、増加率はダウ・ジョーンズまとめの市場予測(1.5%程度)に届かなかった。

1月の中古住宅販売件数は、年率換算で494万戸となり、前月比で1.2%減少。3カ月連続の減少で2015年11月以来3年2カ月ぶりの低水準となり、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(502万戸程度)を下回った。前年同月比では8.5%減少した。

新規失業保険申請件数(季節調整済み)は16日までの1週間で21万6000件となり、前週から2万3000件減った。2週ぶりの減少で、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(22万7000件程度)を大幅に下回った。中期の傾向を示す4週間の移動平均は前週のから4000件増の23万5750件だった。